更新 :2010/03/14 21:57
かねやん企画
本棚の片隅
まんが談義

第13回 次世代
ワールドホビーフェア(大阪大会)
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いったい何人の人が同じ思いを・・・
昨日(1/28)大阪ドームにて「第13回 次世代ワールドホビーフェア(大阪大会)が開催されました。
小学館のブースもあり、サイン会も開催されましたので、皆さんへのプレゼントになる物をゲットしようと単身乗り込んできました。今回はそのレポートです。
朝がつらいぜ・・・
最近はとっても不規則な生活をしているため今回の様な朝が速いイベントがあると大変です。同じ大阪府とは言え自宅から大阪ドームまでは1時間はかかります。9時30分からのサイン会整理券をゲットするには少なくとも開会の9時には会場に入っていないとまずいでしょう・・・。
と、言うことで自宅は7時30分出発です。ねむい・・・・
初動ニ、シッパイ、大キナ出遅レ
寒いなーと思いつつ近鉄南大阪線で天王寺までやって来た私は、JR環状線で大正駅まで行き、そこから歩くことにしました。
天気予報は曇りのち雨でしたが、まあ、午前中は大丈夫だろうから歩く距離が長くても電車賃が安くなる方を選択したわけです。
つつがなく大正駅に着いて降りたとたんに気がつきました「あっ、カバン持ってない・・・」さっと引き返して取ろうとしましたが無情にも扉が「プッシュ〜〜〜」と閉まってゆきました。
「ああ〜〜〜、私のカバン〜〜〜」と思いつつ発車していく電車を見送ることに・・・
駅員さんに忘れ物をしたことを告げ、「どこかの駅でピックアップしてもらう事は出来ません?」と頼んでみましたが流石にそこまでは個別対応できないとの事、「環状線はぐるぐる回ってるからいつどこの駅で終点になる車両かも大正駅では把握できない」との事で、「しばらくしないと忘れ物保管所には到達しないので、こちらに電話してください」と、主要な忘れ物問合せ先を教えてくれた。
しかし、こちらは急いでいます(>_<;)、カバンの中には作者の方(サイン会を狙いに行ってます)に渡すための"画像表示許可お願い"(作者の方々に直接連絡をとる方法がなかなか無いので今回の機会を狙った訳です)書類が入っているので悠長に待っているわけにはいきません。そこで、ぐるっと回って帰って来る事を祈り、同じ駅で待つことにしました。駅員さんによると「約40分で1周してくる」ということなので、運がよければ誰にも盗られずに戻ってくるかも知れません。
まあ、やっちまったもんはどうしようもないので、寒いホームで小説など読みながら時間を潰しつつ待っています(我ながらのんきです)と、ややっ、有りましたぞ!!
誰にも盗られずそのまま回ってきてくれました。いや〜〜良かった良かった。
いきなり乗り込んで荷物だけを取っていく私に、回りの人たちは怪訝な視線を浴びせますがそんな事はかまっていられません。既に40分の出遅れです。
まずは入場しなきゃ
(1) ほっと一息つきたい所ですが、あまりのんびりもしていられません。サンデーコーナーのサイン会トップバッター草場道輝さんの開始時間は10:30分です。整理券配布は開始の1時間前ですから出来るだけ早く場所に行っておく必要があります。人の波を避けてとことこ入口へ向かうかねやんです。
(2) ・・・で、ここまで来て判明しました既に道路反対側を行く人たちが、並んでいる列である事に・・・
「げっ失敗した。」正に、あわてる○○○はもらいが少ないを地でいってしまいました。
仕方なく最後尾を目指して戻る事に「シクシク」
(3) なんとか最後尾にへばりつき、あとは入場できるまでひたすら辛抱するしかありません。風が身にしみます。この時点ですでに9:20です・・・
(4) たらたら歩く事約20分、さてやっと反対に移って並べると思ったら、列は道を渡らず真っ直ぐ進み遠くに見える陸橋へ伸びてゆきます・・・
「マジですか?」
家族づれは食料の買出しに少年部隊を送り出すことが出来ますが、私はたった一人・・・。えーん。お腹すいたよー。
(5)やっとこさ、入口付近の列に合流できたと思ったら今度は列が折り返しています。「ゲッ」と思いましが、入口の階段が目に入っているので、まあ、我慢ができます。(本当はさらなる恐怖が待っていたが・・・)
(6)ゲートの入口は2階部分になっているので階段を上ります。登った所で列が右に曲がります・・・。
「はて?イベント入口は3塁側のはずだが・・・。3塁側ってこっちなのかな?」と少し嫌な予感が走ります。私はドームに一度しか来たことがないので、内部の方向がどちらを向いてるのかよく知らなかったのですが、直後に悪夢が走ります。
(7)あいも変わらず列はとろとろ進みますが、左手を見ると「出口」の張り紙・・・。ああっやはり・・・。今回の会場は一類側が出口になっているので出口がここで、列が球場に対して反時計周りで並んでいる事から少なくともあと3/4周球場の周りを歩かないと「入口」に到達できない事が判明した瞬間です。この時既に10:30
「もうどうにでもして・・・」です。
(8)ドームの周りも1/4周ほどして来ましたので、あとちょっとの我慢だと思った瞬間、列が右に曲がって行きます・・・。「いったいどれだけの人が来とんねん・・・」この時点で10:45を回ってますから、あとは天にも祈る気持ちで列が進むのを待つだけですが、ここからはやや列のスピードが速まりました。
(9) 長い長い旅の終結です。11:10やっと入場できました。今回は仕事と思って来てるので我慢できますが、これが自分の趣味だけで来てたら絶対途中で止めてるね私は・・・
入場したっておんなじさ!!
とりあえず急いでサンデーブースに向かいました。1回目の主、草場道輝さんはまだサイン会の途中で結構人数も残っています(時間が押してるようで助かりました)。次の整理券に並ぶ前に会場を去る草場さんにお手紙渡さないといけないので、それが心配でした。まあ、すぐには終わりそうに無いのでとりあえずトイレ、トイレと・・・。
何とか一息いれて戻ってきたらサイン待ちの人はあと数人。サイン会場のブースの出口をチェックし終了後の去り際を狙います。(これじゃまるでストーカーだよ・・・)
終了後、程なく現れた"草場"さんに強引に声をかけてお手紙を手渡します。(草場さん昨日は失礼しました。いきなり声をかけてすいません。)
これで、サインは入手できませんでしたが、お手紙を渡す最低限の仕事はしましたので、後は橋口たかしさんと島本和彦さんのサインゲットに全力投入です。
と思ったら、11:30分を回っているのに橋口さんの整理券の配布は始まっていないようです。とってもラッキー。
列が一瞬で長蛇になることが無い事を祈りつつこの間にタバコを一本ということでアリーナから一旦コンコースへ出ます。
一息ついてもどると丁度列が出来始めていました。只今11:45。いそいそと列に加わります。
入ってすぐに草場さんに手紙を手渡した以外、今のところ何もしていませんが、やっぱり又列に並んでいます。いつまで列に並ばないかんのか・・・。
暫く待っても整理券は配布されません。本来ならもう既に配布されても良いようなものですが、手際が悪いです。
11:55やっと整理券が配られました。私の番号は23番。
次のサイン会は12:30分からで島本さんのサイン会の整理券は13:30分からの配布のはずですからこの番号ならあまり問題なさそうです。よかったよかった。「橋口さんのサイン会の開始20分前には再度集合してくれ」との指示なので、トイレにでも行っておこうかと一旦その場を離れたのですが、時間の余裕も無いし早めに戻っておこうと思って戻ってみると又列が出来ています。????
「これ島本さんの整理券の列ですか?」と近くのスタッフに訪ねると、「橋口さんのサイン会の入場順の列です。」との答え。????
私は田舎もんでこの手のイベント(人ごみ)が大嫌いですから、あんまり良くは知らないんですが、整理券って配った時点で順番が決まるもんじゃないの?
そうじゃなかったら何のための整理券なの?紛らわしい番号振るなよーーーー!!
で、仕方なく又列に並ぶ事に・・・「しくしく」
で、結局並び直したままサイン会まで待つことに・・・この時点で朝から既に2時間半ほど列に加わっています。
12:30、やっとの思いでサイン会にたどり着き橋口たかしさんのサイン会場に入場しました。
サイン会恒例の開始前挨拶では「ずっと漫画家を続けるか分かりません。赤ちょうちんのオヤジになるのもいいです。」との爆弾発言もあり、一部の人たちが妙に盛り上がっています。
私にはついてゆけません・・・、お知り合いの方々だったのでしょうか?でもそれならサイン会に並ぶとも思えないし・・・。
で、私の番が回ってきたので、壇上にあがります。
お隣に編集の方がいるにもかかわらず、気にせず"画像表示ご許可のお願い"書類を渡します(小学館はすでに表示不可の指示があるので、すぐに役立つ事はないけど、将来の可能性にかけて色々手を打つわけです)。
一応、読んで頂けそうなので、そそくさと退場し、次の島本さんのサイン会のためにまた並びます・・・。(橋口さんよろしくお願い致します)
この後はまったく同じ状況が続くので割愛しますが、今回のイベント運営者(多分小学館は直接やってないと思われる)は手際が悪いです。時間になっても整理券の配布をせず平気で人を待たせるし、整理券配布後も更に並ばせるし・・・。「これじゃ他の事がまったく出来やせんじゃないですか・・・」
小学館の方にお願いです。今度はもう少しましなイベント運営会社を雇ってください。m(_ _)m
島本さんは熱いぜ!!
結局、その後もただ並ぶだけの時間が過ぎました。14:30の島本さんのサイン会に入場する頃には既にお疲れモードです。
しかしながら、前回の失敗を考慮して今回は2番目に入場できました。執念です。
会場に現れた島本さん、最初の挨拶はご自身の漫画そのもので"お熱い”語りです。
「自分が地元で学生だった頃、公開映画の挨拶に松本零士さんが来られず残念で、それが漫画家になったキッカケ」との事で、
「この様なサイン会は望むところだ」との熱弁。
「限定商品を諦めてよくこちらに並んでくれた!!」と、集まった人への配慮も忘れません。
さすがはベテラン!!盛り上がりに欠けがちなサイン会を自ら盛り上げる島本さんのパワーに押されて会場も盛り上がります。司会のオネーサンよりよほど場慣れしておられます・・・。(当たり前か・・・)
さて、サイン会開始後、先ほどと同様に"許可お願い"お手紙を手渡します。実は島本さんには先にメールで連絡させてもらっていたのですが、お返事をもらえてなかったのでしつこく2度目のお願いです。
その事を一応伝えると「おー。メール来た来た。いいですよ。」とあっさりOKのお返事。確認が取れたのでお手紙は不要になったのですが、一応確認を願って退きます。予想外の成果にかねやん大満足です。
(島本さん有難うございました)
これで、何とか2枚"サイン色紙"をゲットしました。今度のプレゼント企画には間にあいそうも有りませんが、そのうち当方のプレゼント企画に登場しますので、こう御期待!!!!
疲れたもう気力なし・・・
さすがにもう若くは有りません。ここまでやっただけで体力が尽きました。
元々そんなに列に並ぶのが好きな人間ではないのに(多分これは大阪人みんなに当てはまると思うんだけど、違うかな?)、長時間(結局9:20〜14:30まで途中の2,30分を除き約5時間ほど)ずっと列に加わっていた訳で、私にとっては始めての経験です。
すぐにそのまま帰ろうと思ったのですが、さすがに会場の写真は撮っておかないとまずいだろうという事で会場写真を撮って来ました。
雰囲気伝わればいいな〜〜〜〜〜。
会場全景です
出口の方向から撮っていますので、小学館のブースが反対側でした。
このままじゃまずかろう、と、反対側に回りました。

既に15:00近くですので即売会の商品も無くなり会場にいる人数は少なくなっています。
ですが、この人だかりです。
入口すぐが、小学館ブースとなっていましたので、またもや入口に戻って来てしまいました。

一番手前右側がサイン会場
中に写っているのが島本さんです。
わかるかな〜、わかんないだろうな〜
(って、このギャグの方が分からんか・・・)

左側手前が小学館ブース。
犬夜叉くんやコナンくんが
仲よく浮かんでます。
(そっぽを向いてるという話も出そうですが・)

現在のTVアニメ、両エースの登場ですが、私は、「これって幾らするんだろう?」と下世話なことを考えておりました。(^_^)
ドラえもんくんは、この時は繋留されていましたが、途中、解き放たれて会場を飛び回っていました。

写真だと分かりずらいですが頭の両側と足に小さいプロペラをつけてあってそれで飛ぶ方向を制御していたようです。

(でもやっぱり"タケコプター"は必要でしょう・・・)


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